三井化学は、日本を代表する総合化学メーカー。しかし、現在は「グローバルスペシャリティカンパニー」への転換を掲げ、事業ポートフォリオの大規模な組み替えを進めている。同社の「成長分野への資源集中」と「非中核事業の整理」を支えているのがM&Aだ。
東京センチュリーは、リースを中心とする既存事業の枠を超え、建設事業の発注者を支援し、コストや工程、品質を管理する手法であるCM領域に踏み込む。2026年7月2日に建設CM会社のアクアを子会社化する。
NECは国内パソコンのデファクトスタンダードを押さえていた。現在の同社は「パソコンメーカー」ではない。官公庁向けITシステムや通信ソフト、防衛安全保障など、国家インフラを支えるデジタル企業へと変貌している。その変化を支えたのがM&Aだった。
「選択と集中」バブル崩壊後の日本経済で最も語られてきたワードだろう。それに最も成功したと評価されているのが日立製作所だ。かつては「総合電機」の代表格だったが、現在は 「社会インフラ×デジタル企業」へと姿を変えている。その手段がM&Aだった。
三菱ケミカルグループが子会社や事業の売却を加速している。2023年8月に医薬品カプセル製造子会社のクオリカプスを、12月にインドネシアでの高純度テレフタル酸事業を、2024年9月にはトリアセテート繊維事業の譲渡を決めた。
6月28日、経済産業省は、「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」を策定公表した。本指針はグループガバナンスの問題に初めて本格的に切り込んだ貴重な取り組みである。