建設機械や建設車両大手のコマツが、8年ぶりに企業買収に踏み切る。同社は2024年10月にマレーシアの建設機械や鉱山機械の販売会社UMW Komatsu Heavy Equipmentを子会社化する
すかいらーくホールディングスは2024年10月に、うどん店チェーンの「資(すけ)さんうどん」を運営する資さんの全株式を、国内投資ファンドのユニゾン・キャピタルなどから取得し、子会社化する。
女性用下着最大手のワコールホールディングスが2023年11月に中期経営計画の見直しを公表して以降、相次いで業績立て直しのための対策を打ち出している。こうした取り組みで2025年3月期は、営業損益の黒字化を目指す計画だ。
ペッパーフードサービスは2024年12月期第2四半期に、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象や状況は解消したとして「継続企業の前提に関する注記」の記載を取りやめた。
椿本チエインは、木田屋商店から植物工場を中心とするアグリ事業を譲り受ける。現在、木田屋商店の支援を得て人工光型植物工場の次世代モデル「福井美浜工場」を建設中で、事業譲受によって関係を密にし、アグリ事業を一気に拡大することにした。
横浜ゴムは2024年12月期から2026年12月期までの3年間に「うなぎ上りの成長」を目指す。このうなぎ上り成長を実現するために、米国グッドイヤーが展開している鉱山車両用などの大型タイヤ事業の買収に踏み切る。
リンナイは家庭用の太陽光発電システムなどを販売するオーストラリアのSmart Energy Groupを買収した。3年ぶりのM&Aで、リンナイグループとして太陽光発電事業はこれが初めて。
トリドールホールディングスの海外展開に、M&Aによる効果がくっきりと表れてきた。2023年7月に子会社化した英国のFulhamが2024年3月期第2四半期から連結対象となり、同期の海外事業の売上高が1.4倍に拡大した。
セガサミーホールディングスが経営の第3の柱の入れ替えに乗り出した。リゾート事業に代わって、ゲーミング事業の育成に力を入れるのだ。どのような戦略を描いているのだろうか。
好業績を背景に、エイチ・アイ・エス(HIS)が企業買収を再開する日が近づいてきたようだ。既存事業の補完となる事業や、将来性のある新しい時代の事業でM&Aを検討しているという。