トップ > ビジネスと経済 > 海外M&A >半導体のクアルコムがNXP買収で依存から抜けるってよ

半導体のクアルコムがNXP買収で依存から抜けるってよ

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

NXPセミコンダクターズ

クアルコムが買収を検討しているNXPセミコンダクターズはオランダの企業で、元々はフィリップスの半導体部門でした。

そこから分離し、2015年に同業のフリースケール・セミコンダクタを買収。車載半導体のシェアで世界1位になります。

車載半導体のほかにもセキュリティや照明、産業機器などのさまざまな業界企業の製品開発をサポートしています。そのため拠点も日本を含めて25カ国ほどに広がっています。

買収のうわさはあった

今回の買収報道が出る前、2016年9月にすでにクアルコムのNXP買収のニュースがありました。

この段階では買収額は300億ドルあたりとされており、買収決定ではなく協議段階となっていました。早ければ2、3カ月以内に合意する可能性があると伝えられていました。

その後は両社にこれといった動きはありませんでした。水面下で動いていたのかどうかはわかりませんが、9月から一カ月ほどしか経過していないので、慎重に計画を進めていたのかもしれません。ただ、現段階でも今回の買収が行われるかは不明です。

本記事は、「MoneY wave」より転載しております。

関連リンク
【米シリコンバレー発】 ベンチャーM&A速報レポート(10)ARMをソフトバンクが買収。相次ぐ大型M&Aとその共通点は?

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5