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日本市場で積極姿勢強める「JPモルガン」大量保有報告書の提出件数が2.2倍に

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関東大震災の震災復興公債を引き受け

日本とのかかわりもインフラ投資がきっかけだった。関東大震災の翌年の1924年に日本政府が初めて発行した震災復興公債1億5000万ドルを引き受けた。この功績が認められ、1927年には当時の幹部が日本政府から勲章を授与されている。

その後日本での活動を拡大し、1947年にはJPモルガン・チェース銀行の前身であるチェース・ナショナル銀行が外国銀行として初めて東京支店を開設。

1961年にJ.P.モルガンの銀行部門であるモルガン銀行が東京に駐在員事務所を設立し、1969年にはモルガン銀行駐在員事務所を東京支店に昇格した。

1972年にはグローバルな資産運用の調査拠点として、J.P.モルガンが日本での活動を開始。1987年にはJ.P.モルガン証券会社東京支店を開設した。

JPモルガン・アセット・マネジメントの日本での受託資産総額は7兆6645億円(2017年12月末)に達している。今後どのような投資を行っていくのか。情報・通信にさらに重点投資するのか。今後の動きから目が離せない。

2018年に新規保有した企業の業種

業種 件数 割合
情報・通信 12 24%
サービス 9 18%
医薬品 6 12%
化学 3 6%
小売業 3 6%
電気機器 3 6%
卸売業 3 6%
金属製品 2 4%
建設 2 4%
証券 2 4%
その他製品 2 4%
機械 1 2%
精密機器 1 2%
その他金属 1 2%
合計 50 100%

文:M&A Online編集部

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