日和産業にみる国内畜産農家減少と業界再編の動き

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Photo by 生協コープかごしま

■飼料価格は5年で21%増加

飼料価格の上昇が止まりません。平成22年の成鶏用飼料価格は1トン6万円台で推移していましたが、27年には8万5000円台にまで高騰しています(約21%UP)。

理由は大きく2つあります。一つは為替の影響。2014年の急激な円安により、原料となる穀物の仕入れ価格が上昇しました。最近の円高で若干価格の戻りが期待できるものの、すでに大量の仕入れをしてしまったことを考えると、急激に下がるとは思えません。

もう一つは新興国の穀物需要が旺盛だということ...

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