新年度に入りドライバーの長時間労働を規制する「2024年問題」が現実となりました。経済活動の活発化やネット通販市場の拡大などで貨物量が増える半面、ドライバー不足から物流危機を懸念する声も。その解決策としてM&Aに対する期待が高まっています。
新年度に入り、ドライバーの長時間労働を規制する「2024年問題」が現実となった。経済活動の活発化やネット通販市場の拡大などで貨物量が増える半面、ドライバー不足から「物流危機」を懸念する声も。その解決策としてM&Aに対する期待が高まっている。
積水ハウスが米戸建住宅メーカーを約7324億円で完全子会社化すると発表した。同社だけではない。国内大手ハウスメーカーによるクロスボーダー買収が加速している。その背景にあるのは人口減少や家余りを受けた日本の戸建住宅需要の低迷だ。今後の動向は?
リンガーハットが4期ぶりに営業黒字に転換する公算が強まった。2023年3月から11月までの9カ月間の営業損益が黒字となり、残り3カ月のスタート月となる12月も順調に推移しているためだ。
外食産業に賃上げの動きが広がってきた。串カツ田中ホールディングスは2024年1月分から、正社員400人を対象に最大18%の賃上げを行う。銚子丸は2024年2月に、正社員430人を対象に一律3万円の賃上げを行う。
アシックスの国内販売子会社アシックスジャパンが120人規模の希望退職を募集していると報道された。アシックスといえば、2023年12月期の連結営業利益予想を過去最高益に上方修正したばかり。なぜ子会社とはいえ、好業績下で人員削減に踏み切るのか?
不二家はEC(電子商取引)の新チャネル「FUJIYA Sweets.com」を開設した。すでに同社には公式ネットショップ「ファミリータウン」があるが、品揃えで差別化を図る。菓子業界ではEC化の流れが加速しており、今後のトレンドになりそうだ。
少子化に伴う新卒者不足から、初任給引き上げの流れが止まらない。ボルテージは大学卒初任給を現行の24万100円から、27万5030円に引き上げる。しかし、これは同社だけではない。日本企業の初任給引き上げは、もはや「トレンド」なのだ。なぜか?
ビッグデータを用いて電子商取引ブランドの育成と販売支援を手がけるACROVEが5月31日に、生活家電などのプライベートブランド(PB)商品を手がけるイー・エム・エーを子会社化した。なぜACROVEは畑違いのPB事業者を買収したのか?
日帰り・宿泊温泉チェーンを展開する大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツと湯快リゾートが、2024年春に経営統合する。東西2大温泉チェーンの江戸温泉物語と湯快リゾートの経営統合を後押ししたのは、ポストコロナの利用者増で懸念される人手不足だという。