製粉大手の日清製粉が2023年3月期の業績予想の下方修正を発表。185億円としていた純利益を一転、185億円の純損失へと修正しました。2019年2月にPEファンドから買収した豪州の製粉会社Allied Pinnacle社の減損損失558億円を計上したためです。
バブル崩壊から「失われた30年」を過ぎ、急激な円安も相まって、このまま日本経済は没落していくのではないかとの懸念が高まっている。しかし、本書の著者で米カリフォルニア大学のウリケ・シェーデ教授は、日本を依然として重要な経済大国だと述べている。
西武ホールディングスは2022年6月、「ザ・プリンスパークタワー東京」などのホテルや、ゴルフ場、スキー場など国内の30施設をシンガポール政府系投資ファンドGICに売却すると発表しました。譲渡価格は1,471億円。日本の不動産に積極投資するGICとはどのような投資ファンドなのでしょうか?
大手回転ずしチェーン「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトの田辺公己社長が前職のゼンショーホールディングス傘下の競合チェーン「はま寿司」から、仕入れ価格などの営業秘密を持ち出したなどとして逮捕された。田辺社長は3日に社長を辞任している。
PEファンドはprivate equityファンドの略で、投資家から集めた資金(プライベートエクイティ)で、主に未公開の事業会社株を取得し、企業価値を高めた後に売却することで高い利益を得ることを目的としています。
企業買収を手掛ける海外の大手プライベートエクイティ(PE)ファンドが、日本の不動産市場に熱いまなざしを向けている。米KKRが上場REIT(不動産投資信託)運用会社を買収するなど投資拡大に動いている。
包装関連機械のミューチュアルのTOB(株式公開買い付け)が成立し、2022年8月28日に上場廃止となります。TOBを仕掛けたのはマーキュリアホールディングスです。同社は事業承継やノンコア事業のスピンアウト支援などを行う投資ファンドです。
ドーガンは九州に拠点を置く中堅企業の事業承継や、スタートアップの資金支援を行う投資ファンドです。地方独立系ファンドとして15ファンド350億円の投資実績を持っています。2017年7月に西日本新聞社のアドバイザリーを務め、豆腐店の買収を支援するなどユニークな取り組みを行っています。
株主が経営陣に対して経営改善の提言(キャンペーン)を行う活動(株主アクティビズム)が活発化しているが、近年、アクティビスト・ファンドとプライベートエクイティ・ファンドとの境界線が曖昧になってきている。
日立製作所は子会社日立建機の株式51.5%のうち、26.0%を投資ファンド・日本産業パートナーズと伊藤忠商事に売却します。売却額は1,825億円。伊藤忠と日本産業パートナーズは、50.0%ずつ出資をする合弁会社を設立し、日立建機の株式26.0%を保有します。