戦中戦後の一時期、国内はもちろん東洋一の水銀生産量を誇ったイトムカ鉱山。昭和後期、1970年代に閉山し、“ヤマの灯”は消えたものの、真逆の水銀の処理再生をはじめ各種の廃棄物処理施設として循環型社会に貢献する。
上野公園(東京都台東区)界隈にはかつていくつかの駅舎があった。その一つが旧「博物館動物園駅」。京成電氣軌道と呼ばれていた頃の京成電鉄の本線、日暮里駅と上野公園駅(現在の京成上野駅)のほぼ中間に位置していた。今は堅く門扉が閉ざされている。