小林製薬が紅麹問題で揺れている。因果関係は明らかではないが、同社が製造した紅麹原料を含む機能性表示食品を常用していた5人が亡くなった。渦中の紅麹だが、小林製薬オリジナルの事業ではない。大手衣料品メーカーのグンゼから事業譲受した。その経緯は?
現金以外の財産で出資することを「現物出資」といいますが、M&Aを実施する手法としても、現物出資が可能です。ここでは、現物出資による事業の買収を図解で説明します。
米電気自動車大手のテスラがバッテリー技術会社の米マックスウェル・テクノロジーズを約2億1800万ドル(約240億円)で買収する。今回の買収劇で最重要部品である蓄電池の増産に弾みをつけ、EVの生産拡大を図ると伝えられているが、本当にそうか?
東証の「適時開示」ベースで、2月の買収案件(グループ内再編は除く)は53件となり、前月より8件増えた。IN-OUT型M&Aが9件あり、コシダカホールディングスは女性向けフィットネスの米カーブスを約185億円で傘下に収める。
2015年5月、日本から世界最大の工作機械メーカーの「DMG森精機」が誕生した。世界7カ国で14の開発・製造拠点を擁し、約1万2000人の従業員を雇用する巨大企業に飛躍する。中小企業から大企業まで全世界で約15万社のユーザーを抱える。その「原動力」はM&Aだった。
楽天がドコモ、au、ソフトバンクに続く第4の携帯キャリアに名乗りを上げた。果たしてその成否は…。
森・濱田松本法律事務所の「Client Alert」のM&AOnlineでの配信2回目。今回は、事業の譲受けにおいて商号続用責任の類推適用が認められた裁判例を紹介する。