ゴールデンウィーク明けの2020年5月7・8の両日、政府の緊急事態宣言延長を受けて新型コロナウイルス感染症関連倒産が相次いだ。宣言が延長され、事業継続が困難と判断した。政府による持続化給付金も焼け石に水。どうすれば「倒産爆発」を防げるのか?
近年、マスコミ報道でもよくニュースになる未払残業問題。買収前にしっかりDD(デューデリジェンス)しておくことがマストな項目の一つである。未払残業問題はM&Aの成否を左右しかねない。
2020年5月4日、安倍晋三首相は新型コロナウイルス感染症が終息状況にないとして、6日に期限を迎える「緊急事態宣言」を31日まで延長すると発表した。ゴールデンウィーク明けに「コロナ倒産」が続出するとの観測も取りざたされる。
経済産業省(中小企業庁)は、2020年3月31日、事業引継ぎガイドラインを全面改訂した「中小M&Aガイドライン」を公表した。本稿ではガイドラインの第1章(経営者向け)で印象的だった箇所を紹介、法律実務家の立場からコメントを加えてみたい。
経済産業省は3月31日、中小企業のM&Aのさらなる促進を図る「中小M&Aガイドライン」を策定した。2015年3月公表の事業引継ぎガイドラインを全面改訂したもので、中小企業経営者とM&A支援機関の双方に向け、M&Aの適切な進め方を示している。
今後、税理士も顧客から M&Aの相談を受ける機会が増えることが予想されるため、中小企業のM&A業務に初めて取り組む税理士を対象に、中小企業M&Aの全体像から具体的な業務の進め方の概要をまとめた。
M&Aが経営の選択肢として中小企業にも急速に広がっている。その典型例が中小オーナー企業の事業承継型M&Aだ。ベンチャー企業では「出口戦略」としてM&A活用が増えつつある。柴田堅太郎弁護士に新著『中小企業買収の法務』について聞いた。