コロナ禍は収束の兆しが見えない状況にあるが、世界経済は改善に向けて歩みを強めている。こうした中、日本のM&A市場はどう動くのか。2021年の見どころなどを、シティグループ証券M&A本部マネジングディレクターの中塚健介さんに聞いた。
米国デラウェア州衡平法裁判所がAB Stable VIII LLCを原告、MAPS Hotels and Resorts One LLCを被告とする新型コロナに関連する取引解消の訴訟について、ガイダンスを提供しました。
いきなりステーキのペッパーフードサービスの2020年12月期第3四半期の純損失額は33億400万円となりました。ペッパーランチの売却益73億2,000万円を計上しましたが、依然として2億5,000万円の債務超過と苦しい状況に追い込まれています。
多国・多拠点にわたるカーブアウトは難易度が高い。日本と欧米企業の人事システムはどう違うのか。今回は、通常見落としがちな人事基盤・システムの観点から、カーブアウトを実施する際の留意点について解説する。
製薬企業によるベンチャー企業への事業のカーブアウトが広まっているという。カーブアウトは、創業者が1から始めるベンチャービジネスと異なり、母体企業から特許権等の承継対象資産の承継を受けて行うものであるため、問題も存在する。
企業の一部の事業を売買するM&A取引を「カーブアウトM&A」という。日本の伝統的企業は(対象となる事業がかつて隆盛を誇り、花形であればあるほど)カーブアウトM&Aを苦手としており、しかも法務の観点からも極めて難しい問題点を含んでいる。