2018年9月10日〜2018年9月14日にM&A newsで取り上げた注目のニュースを厳選してお届けします。
USEN―NEXT HOLDINGSは音楽・映像放送事業を手がけるキャンシステム(東京都杉並区。売上高51億8000万円、営業利益4億円、純資産11億6000万円)を子会社化することを決議した。株式を追加取得して現在10%の持ち株比率を100%に引き上げる。
光村印刷は、総合印刷業の新村印刷(東京都千代田区。売上高30億円、営業利益△1億8400万円、純資産23億8000万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
加賀電子は、同業の電子部品商社である富士通エレクトロニクス(横浜市。売上高2587億円、営業利益26億3000万円、純資産353億円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。株式取得は3段階に分けて実施し、2021年中に完全子会社化する。この結果、加賀電子の売上高はほぼ倍増の5000億円規模となる。
フクビ化学工業は、積水化学工業からフェノールフォーム断熱ボード事業を取得することを決めた。
ルネサスエレクトロニクスは米半導体メーカーのインテグレーテッド・デバイス・テクノロジーズ(IDT、カリフォルニア州)を買収することで合意したと発表した。IDTの全株式を67億ドル(約7330億円)で取得し、完全子会社化する。買収額は日本の半導体メーカーとして過去最大となる。
ユニバーサルエンターテインメントは、香港子会社のTiger Resort Asia Limitedを通じて、フィリピンで不動産投資事業を行うAsiabest Group Internationalの株式66.6%を取得し子会社化することを決めた。
モルファはAI(人工知能)技術関連のフィンランドTop Data Science Oy/Ltd.(TDS。売上高5660万円、営業利益2940万円、純資産2440万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
SKIYAKIは、Jリーグクラブなどのプロスポーツクラブのファンサイト運営を主力とするSEA Global(東京都中央区)の株式を取得し連結子会社化することで基本合意したと発表した。
RPAホールディングスは、インターネットメディア事業のディレクト(東京都中央区。売上高7億200万円、営業利益2億8000万円、純資産2億2300万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。アドネットワーク(広告配信ネットワーク)事業のRPA(ロボットによる業務自動化)化や収益化を加速する。
ミマキエンジニアリングは、ファクトリーオートメーション(FA)装置メーカーのアルファーデザイン(長野県東御市。売上高21億6000万円、営業利益2100万円、純資産3億300万円)を株式交換により完全子会社化することを決議した。
GA technologiesは家賃債務保証事業のリーガル賃貸保証(東京都新宿区。売上高5500万円、営業利益0、純資産1000万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
旭ダイヤモンドは工具販売のインド代理店SOLWAY INTERNATIONAL(売上高3億3400万円、純資産6730万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
協和日成はエネリア静岡東の機器販売事業を会社分割により、静岡ガスリビング(静岡市)に譲渡することを決めた。静岡ガスリビングの親会社である静岡ガスのエリア営業体制の再構築に呼応した。当該事業の売上高は5億4500万円。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2019年1月1日。
夢の街創造委員会はインドネシアの子会社で出前ポータルサイトを運営するPT Klik Eat Indonesia(売上高1670万円、経常利益△739万円、純資産1660万円)の保有株式75.5%のうち67.5%について、Klik Eatの現社長である青柳健一氏に譲渡することを決議した。これにより、Klik Eatは連結子会社から外れる。
リブセンスはオンラインマーケットプレースを運営する子会社waja(東京都港区。売上高5億7700万円、営業利益85万円、純資産6990万円)の保有株式70.3%のうち55.5%を、waja経営陣に譲渡することを決議した。
UKCホールディングス、バイテックホールディングスのエレクトロニクス商社2社は2019年4月1日に経営統合すると発表した。UKCがバイテックを吸収合併したうえで、統合新会社「レスターホールディングス」を発足させる。バイテックは2019年3月27日付で上場廃止となる。
ナレッジスイートはIT技術者派遣のビクタス(東京都千代田区。売上高13億円、営業利益6500万円、純資産9700万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
プレミアグループはパッケージソフト開発のソフトプランナー(千葉県成田市。売上高1億8100万円、営業利益1770万円、純資産1160万円)の株式80%を取得し子会社化することを決議した。
芙蓉総合リースは日本政策投資銀行と共同で、法人向け一括請求サービスのインボイス(東京都港区。売上高1360億円、営業利益44億7000万円、純資産218億円)を子会社化することを決議した。インボイスの全株式を所有する合同会社ジーアイ・ホールディングス(東京都千代田区)の株式60%を取得する。残り40%を政投銀が出資する。これに先立ち、ジーアイ・ホールディングスは株式会社に組織変更する。
UUUMはマーケティング事業を手がけるレモネード(東京都港区。売上高3430万円、営業利益131万円、純資産3720万円)の全株式を取得し子会社化したうえで、11月1日付で吸収合併することを決議した。
CIJはITコンサルティングの日本ファイナンシャル・エンジニアリング(東京都品川区。売上高5億8500万円、営業利益200万円、純資産1億6800万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。