2016年11月28日〜2016年12月02日にM&A newsで取り上げた注目のニュースを厳選してお届けします。
化学メーカーの日立化成は、イタリアで自動車用および産業用鉛蓄電池、自動車用ホーン、アンテナ他の製造・販売を行うFIAMM S.p.A(以下、フィアム社)より鉛蓄電池事業を分割し引き継いだFIAMM Energy Technology S.p.A(売上高481億円、営業利益22億円、純資産56億円)の株式51.0%を買収し、子会社化する契約を締結することを決定。
事務用品・各種設備を扱うイトーキは、シンガポール内装工事会社のTarkus Interior Pte(売上高40億円、営業利益4億円、以下Tarkus社)の株式80.0%を取得することで子会社化することを決議した。
ゴルフ関連の総合サイトを運営するゴルフダイジェスト・オンライン(以下・GDO社)は、ジュニア専門ゴルフスクールの運営を行うキッズゴルフを子会社化することを決議した。
コンクリート二次製品を扱う高見澤は、不動産関連事業を行うセイブ(売上高16億円、営業利益2億円、純資産14億円)の株式99.5%を取得し、子会社化することを決議した。
ゴルフ場の所有・運営事業を行うアコーディアゴルフは、プライベートエクイティファンドのMBKパートナーズが同社の株式取得を目的として設立したMBKP Resortによる公開買付に賛同の意見を表明した。
放送メディアのフジ・メディア・ホールディングスは、持分法適用関連会社の仙台放送(売上高87億円、営業利益2億円、純資産136億円)の株式39.0%を追加取得し、連結子会社化することを決議した。
ドラッグストアチェーンを展開するココカラファインは、調剤薬局事業を展開する東邦調剤(売上高17億円、営業利益600万円、純資産4100万円)を子会社化することを決定した。
パチンコ・パチスロ機の製造を行う平和の子会社であるパシフィックゴルフプロパティーズ株式会社(以下「PGP」)は、鹿島の杜カントリー倶楽部(売上高4億円、営業利益△3000万円、純資産△3億円、以下「対象会社」)と締結したスポンサー契約に基づき、民事再生手続における再生計画が平成 28 年10 月 26日に東京地方裁判所により認可決定確定されたことを受け、再生計画に従い、平成28年11月30日付で対象会社の全株式を取得した。
技術者派遣を行うテクノプロ・ホールディングスと、同社子会社であるテクノプロは、情報サービスを提供する安川情報システム(売上高6億円、営業利益300万円、純資産1億円)の株式96.7%を取得し子会社化することを決議した。
建築技術者派遣事業を行う夢真ホールディングスは、ビッグデータを扱うKeepdataが第三者割当にて新たに発行する株式53.7%を取得し、子会社化することを決議した。
ゴルフ用品の製造販売を行うマルマンは、同社の連結子会社が保有する西山荘C.C.マネジメント(売上高3億円、営業利益△2000万円、純資産5億円)の全株式をゴルフ場の経営を行うユニマットプレシャスに譲渡することを決議した。
「まいどおおきに食堂」「串家物語」「手作り居酒屋 かっぽうぎ」などを展開するフジオフードシステムは、海鮮丼店「ザ・どん」などを30店舗展開するどんの全株式をダスキンから取得した。
永谷園ホールディングスは、英国のフリーズドライ食品会社ChaucerFood Groupの持株会社Broomco社(連結売上高:150億円、連結営業利益:△2千万円、連結純資産:7億円)の株式を産業革新機構と共同にて取得する株式譲渡契約を締結した。Broomco社に対する出資比率は、永谷園ホールディングスが60%、産業革新機構が40%となる。まずBroomco社の発行済株式の全てを取得した後に、産業革新機構にその40%に相当する株式を譲渡する予定だ。
住友化学は、日本ゼオンとの間で、低燃費タイヤの原料となる溶液重合法スチレンブタジエンゴム(以下「S-SBR」)事業を統合することに関して、合弁会社を設立することを決議した。
ヤマトホールディングス傘下の香港ヤマト運輸は、中国広州市を本拠地とする国際物流事業の広州威時沛運集団有限公司(連結売上高:74億円。連結営業利益:6億円、以下WTD)に出資することで合意した。