アコーディア・ゴルフが、今年2件目となるゴルフ場の買収に踏み切る。同社は2022年1月に、親会社がMBKパートナーズから、米投資会社のフォートレス・インベストメントに変わり、ゴルフ場などの買収を積極化するとの方針を打ち出していた。
ゴルフのプレーフィの上昇傾向が鮮明になってきた。平和の2023年3月期第2四半期の決算によると、「高まるゴルフプレー需要に応じた価格設定により、プレーフィが上昇している」という。
パシフィックゴルフマネージメントが、1年2カ月ぶりにゴルフ場を買収する。同社は2022年9月30日に、足柄森林カントリー倶楽部(静岡県小山町)を譲り受ける契約を結び、12月1日から同ゴルフ場の運営に乗り出す。
アコーディア・ゴルフは2022年10月1日に、ネクスト・ゴルフ・マネジメントを吸収合併する。今年6月にアコーディアの社長に就任した石井歓社長に、合併効果などについてお聞きした。
ANA Xがマイルの貯まるゴルフ場予約サービスを始めるなど、ゴルフを巡る動きが目立っている。ゴルフは若い人を中心に人気が高まっており、ゴルフ関連事業への新規参入や、新たなサービスの提供などが続いており、今後も同様の動きは続きそうだ。
コロナ禍で増加した若者を中心とする新規ゴルファーに焦点を当てた動きが活発化している。あこがれの女子プロと一緒にプレーできるサービスや、zoom(ズーム)を使って受講者とコーチを繋いだリアルタイムのリモートレッスンなどがそれだ。
今年初となるゴルフ場の倒産が発生した。東京商工リサーチ(大型倒産=原則負債総額30億円以上と、注目企業の倒産情報)によると、秋葉ゴルフ倶楽部(愛知県新城市)と関連5社は2022年8月9日に、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
ゴルフ関連の上場企業3社がそろって2022年8月に決算を発表した。コロナ禍の中、感染リスクの低いスポーツとして若者を中心に愛好者が増えつつあることから、3社ともに増収を達成した。
ゴルフ用品販売やゴルフ場予約などの事業を手がけるゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は、米国SkyTrakグループから一般ゴルファー向けゴルフ弾道測定器「SkyTrak」事業を取得することを決めた。
新型コロナウイルスの感染リスクが低いスポーツとして、若者を中心に人気が高まっているゴルフを巡ってさまざまな動きが表面化している。若者のパワーで、ゴルフ場はどのように変わっていくだろうか。