婚礼需要に回復の兆しが見えてきました。最大手テイクアンドギヴ・ニーズ2022年3月期第3四半期は17億6,800万円の営業利益となりました。ブラスも2021年7月期の営業利益が3億2,700万円と本業で黒字化を果たしています。
婚礼業界が活気づいてきました。最大手テイクアンドギヴ・ニーズの2022年3月期第2四半期の売上高は前期比191.2%増の180億400万円、エスクリの2022年3月期第2四半期の売上高も前期比189.5%増の99億8,000万円となりました。
滋賀県の結婚式場で婚礼客が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。列席者の中から感染者が出たことは、婚礼業界が恐れる秋シーズンの大量キャンセルに繋がる事例の一つとなるかもしれません。
コロナの影響がウエディング業界にも波及しています。浜松の結婚式場「ウエディング・セントラルパーク」のラビアンローゼが民事再生法の適用を申請しました。熊本の「アンジェリーク平安」も破産をしています。婚礼キャンセルが業界に大打撃を与えています。
結婚式場を運営するブラスの2018年7月期第2四半期は、売上高が前年同期比7.2%増の45億4300万円だったものの、経常利益は52.8%減の2億7000万円。他社会場の買収や新規出店により売上は出せているものの、利益が出せていません。ビジネスモデルの転換を図る必要がありそうです。