花房幸範​

花房幸範​ (はなふさ・ゆきのり)​ | アカウンティングワークス株式会社代表 株式会社ビズサプリ パートナー 公認会計士

アカウンティングワークス株式会社代表 株式会社ビズサプリ パートナー 公認会計士

アカウンティングワークス株式会社代表

学歴:中央大学商学部会計学科卒業
職歴:1997年10月より、中央青山監査法人にて5年間、現場責任者として上場会社・外資系企業の会計監査の他、IPO支援・財務デューデリジェンス等に従事。2002年10月より5年間、日本アジアホールディングズ㈱(現日本アジアグループ㈱)の財務経理部長として資金調達、決算業務を主軸に、企業買収とその後の事業再生に携わる。2007年から2年間、中小のコンサルティング会社にて主に製造業、金融業、小売業等の連結決算支援、内部統制構築・整備支援、業務改善支援等に従事し、2009年10月より独立。アカウンティングワークス㈱の代表取締役として、現在に至る。決算開示支援、業務改善、M&A支援等の会計コンサルティングを幅広く行うとともに、セミナー・執筆等も実施。特にM&A、連結会計、ワークシートを活用した業務効率化の導入支援に強みを持つ
著書:有価証券報告書を使った決算書速読術、決算書分析術、ビジネスモデル分析術2等(いずれも阪急コミュニケーションズ)。

最新の記事

【こっそり学ぶ】街角経済学「就活人気企業と企業の持続可能性について」

【こっそり学ぶ】街角経済学「就活人気企業と企業の持続可能性について」

昔から、就活人気ランキングなるものがあります。人気企業や業種は、時代とともに変遷していますが、その理由の1つに世界や日本の経済情勢の変化もあるように思います。今回は、就活人気企業と経済について考えてみることにします。

記事を読む
【こっそり学ぶ】街角経済学「金利と為替について」

【こっそり学ぶ】街角経済学「金利と為替について」

今年は様々なモノの値段が上がったと感じた年でもありますが、それでも日本は世界的に見ればモノの値段が安いと言われており、アメリカのニューヨークでは、ラーメンが1杯3千円もするという話を聞きます。今回は、円高・円安と言われる為替レートと、金利の関係について考えてみたいと思います。

記事を読む
これからの日本の基幹産業は?

これからの日本の基幹産業は?

1994年~2021年度の産業別の国内総生産(GDP)の推移を見ると、日本の産業で実質GDPが最も高いのは製造業となっています。

記事を読む
【こっそり学ぶ】街角経済学「社会保険」について

【こっそり学ぶ】街角経済学「社会保険」について

国家予算での社会保障の財源が37兆円であるのに対して、社会保障給付として実際に使われている金額が134兆円だとすると、その差額の100兆円近い金額の財源はどうなっているのでしょうか。今回は社会保険について、改めて考えてみたいと思います。

記事を読む
【こっそり学ぶ】街角経済学「物価」について

【こっそり学ぶ】街角経済学「物価」について

街角経済学では、我々の生活に身近な物価とは何か、そして物価が上がることは、皆さんの生活にとって良いことなのか(悪いことなのか)を改めて考えてみたいと思います。

記事を読む
【コラム】経済指標の読み方

【コラム】経済指標の読み方

情報を選別し、真偽を見抜く力が求められています。正しい情報かどうかの判断には、ファクト(事実)が存在し、その裏付けのある情報かどうかということが極めて重要です。将来の予想をする上で検討すべき事実として、統計データとしての経済指標を使うケースが多いと思いますので、本日はこの経済指標について考えてみたいと思います。

記事を読む
【会計コラム】上場企業の開示について

【会計コラム】上場企業の開示について

日本において四半期開示が行われるようになったのは、実はここ20年くらいのことです。今回は、四半期開示制度の変更が予定されていることを機に、経理の現場で関心が高くなっている「上場企業の開示」についてあれこれと検討してみたいと思います。

記事を読む
【会計コラム】東証再編について

【会計コラム】東証再編について

2021年末における世界の主要市場の時価総額では、NY市場の時価総額は約3,500兆円、NASDAQで約3,000兆円の規模に対して、東証は約750兆円と、規模で数倍の差があります。東証再編で株式市場は活況となるのでしょうか。

記事を読む
【会計コラム】数字はうそをつかない?

【会計コラム】数字はうそをつかない?

私が最近読んだ書籍の中で、『Numbers Don’t Lie(世界のリアルは「数字」でつかめ!バーツラフ・シュミル著 NHK出版)』は、「会計」という一種の数字を扱う専門家としては、興味深いところがありました。

記事を読む
【会計コラム】令和3年度税制改正|電子帳簿等保存制度

【会計コラム】令和3年度税制改正|電子帳簿等保存制度

令和3年度の税制改正で経理実務に影響を与えると想定されるのが、電子帳簿等保存制度です。今回の改正は抜本的な見直しと言っているように、普及を妨げる要因が大幅に解消され、使い勝手のいい制度となりそうです。

記事を読む
【会計コラム】諸行無常とアフターコロナ

【会計コラム】諸行無常とアフターコロナ

世の中は絶えず変わりゆくものです。とはいえ世の中の変化が緩やかであればいいのですが、現在は時代の節目なのか、100年に1度と言われるような想定外の事象が頻繁に起きています。

記事を読む
【会計コラム】5G導入促進税制と電子帳簿保存制度の見直し

【会計コラム】5G導入促進税制と電子帳簿保存制度の見直し

昨年12月20日、2020年度税制改正大綱が閣議決定されました。注目すべきは「5G導入促進税制」でしょう。また、法人税法ではありませんが、前年度に続いて電子帳簿保存制度の見直しがありました。

記事を読む
【会計コラム】消費税が10%に 改めて税について考える

【会計コラム】消費税が10%に 改めて税について考える

消費税だけでなく、税に対して義務ではあるから仕方なく納税しているが本当は払いたくないと考える方が大半ではないでしょうか?誰もが税金の使途について恩恵を受けているはずなのですが、税金を払うことに抵抗があるのはなぜでしょうか?

記事を読む
【会計コラム】複雑化する会計制度について考える

【会計コラム】複雑化する会計制度について考える

IFRSのプリンシプルベースと日本基準のルールベースの考え方は、哲学的な言葉を借りると、前者は「演繹」的な思考、後者は「帰納」的な思考と言えます。本稿では「会計ビッグバン」以降、複雑化してきている会計の本質を考えてみたいと思います。

記事を読む
【会計コラム】今後の外食業界のあり方

【会計コラム】今後の外食業界のあり方

外食産業の国内市場は25.6兆円とそれなりの規模ですが、特別な技術が必要な業界ではないため、業態の模倣もし易く、参入障壁の低い業界です。上場企業でも営業利益率が10%を超えている企業は数えるほどしかありません。

記事を読む
ネット社会のキャッシュレス化

ネット社会のキャッシュレス化

スマホ経済圏では、キャッシュレスの決済手段としてさまざまな電子マネーが乱立していますが、1人のユーザーとして対応できるのも通常は2、3種類が限度ではないかと想定されます。いずれは数種類の電子決済に集約されるかもしれません。

記事を読む
のれん費用化の国際的な会計処理が見直される?

のれん費用化の国際的な会計処理が見直される?

国際会計基準(IFRS)を策定する国際会計基準審議会(IASB)が、企業買収を巡る会計処理の見直しに着手しました。今までは減損一辺倒であったIFRSにおける「のれん」の会計処理が、規則償却を基本とする日本基準に近づく可能性が出てきました。

記事を読む
経営上の意思決定についての手法 - 意思決定の難しさ

経営上の意思決定についての手法 - 意思決定の難しさ

富士フイルム、武田薬品工業、出光興産の株主総会が6月28日に行われました。いずれも大型M&Aについては賛否両論あり、また相手のある交渉事のため、意思決定する立場の経営陣は大変でしょう。今回は、経営上の意思決定の手法を考えてみたいと思います。

記事を読む
財務経理の業務改善の進め方

財務経理の業務改善の進め方

生産性向上が求められるのは製造・生産の現場だけでなく、財務経理の業務についても同様です。言葉を変えれば業務改善ですが、今回は財務経理業務の改善について考えてみたいと思います。

記事を読む
企業の豊かさとは何か?

企業の豊かさとは何か?

日産の無資格者による検査不備をはじめ、神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レの品質データの改ざんと、次々に企業の不正問題が発覚している昨今。企業不正の根本原因から、企業の社会的な役割について再考します。

記事を読む
株式の非上場化

株式の非上場化

2017年8月10日にUSENが上場廃止となりました。経営統合のスキームとして、U-NEXTがUSENに公開買付(TOB)をする形で行うのですが、事実上、宇野氏によるマネジメント・バイアウト(MBO)と見られています。USENを一例として、メリット・デメリットを含め、MBOについて考察しました。

記事を読む
ネットとリアルの融合 アマゾンがホールフーズを買収

ネットとリアルの融合 アマゾンがホールフーズを買収

アマゾンがアメリカの高級スーパーのホールフーズを、1.5兆円で買収するそうです。アマゾンはあらゆるものをネットで販売する世界最大の小売店となりましたが、最近はリアル店舗にも力を入れており、これからのIT企業の方向性を示すものと言えます。

記事を読む
のれんの急増理由

のれんの急増理由

今回はのれんの急増理由について取り上げます。背景には、海外の大型M&A案件が増えていることと、会計基準変更が多分に影響していることがあげられます。

記事を読む
ROEは最良の指標か?

ROEは最良の指標か?

今回は「ROE(Return On Equity)」について考えてみる。ROEは投資家の好む指標ではあるが、企業の状況を確認するツールであり、それが目的化してはいけないとビズサプリの公認会計士花房幸範氏は語る。

記事を読む
「株式上場することの意味について」

「株式上場することの意味について」

株式会社という制度は、本来所有と経営が分離し、経営は優秀な経営者が行い、株主はそれを監視する、という役割分担が前提となっている。今回は、株式上場することの意味について、IPOの必要性や、その是非について考えてみる。 同族企業と上場しない企業についても考え、同族企業の視点からも考えてみる。

記事を読む

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5