労務監査の焦点|初めて利用する人の「労務デューデリジェンス」(4)
労務のデューデリジェンスの最終目的は、M&Aされる会社の労務管理の状況を詳細に監査し、不備があればその是正の必要やリスクを監査報告書によって指摘すること。長時間・過剰労働と未払い残業代、退職金債務が指摘事項として挙がるケースが多い。
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特定社会保険労務士。HRプラス社会保険労務士法人代表社員、ASIA BPO SERVICES PTE.LTD(シンガポール現地法人)ディレクター。
2000年、さとう社会保険労務士事務所(現HRプラス社会保険労務士法人)開設。人事労務担当者にコミットした人事労務相談、コンサルティング、M&Aの労務デューデリジェンスなどを積極的に展開。また、ASEAN諸国への進出支援を手がけ、海外赴任者に対する賃金制度の設計、海外赴任規程の作成などを行う。
主な著書に、『図解と書式でやさしくわかる! 社会保険事務 最強ガイド』『図解でシッカリ! よくわかる労働法』『東南アジア進出企業のための 海外赴任・海外出張の労務と税務 早わかりガイド』など多数ある。