トップ > M&A速報 >アールビバン<7523>、再MBOで株式を非公開化へ
M&A速報

アールビバン<7523>、再MBOで株式を非公開化へ

2026-07-10

版画など絵画販売のアールビバンは、MBO(経営陣による買収)による株式の非公開化に再度取り組む。アールビバンの野澤克巳会長兼社長が設立したOrsay(東京都品川区)がMBOの一環としてTOB(株式公開買い付け)を実施する。昨年9月から10月にかけて行われたOrsayによる前回TOBは応募株式が買付予定数の下限に届かず不成立に終わった。

筆頭株主でパソコン周辺機器大手のバッファロー(旧メルコホールディングス)の社長CEOを務める牧寛之氏は所有する39.93%の株式をすべてTOBに応募する。牧氏は前回のTOB期間中に、アールビバン株式を34%近くまで買い進めたが、TOBに応募せず、これがTOB不成立の主因とされる。

アールビバンの野澤氏は再MBOに向け、今年4月末から牧氏との間で同社株式を売却する場合の取引条件を含む協議・検討を進めていた。

アールビバン株の買付価格は1株につき1900円で、TOB公表前日(7月9日)の終値1717円に10.66%のプレミアムを加えた。前回の買付価格は1670円だった。

MBOはアートに対する需要が急速に変化する中、新ジャンルのアーティストの発掘や取り扱い美術品の多様化、オンライン販売の強化などの課題に中長期の視点に対応するには非公開化が必要との判断による。

Orsayによる買付予定数は597万8487株。下限は所有割合42.02%にあたる384万5584株。買付代金は最大113億5900万円。

買付期間は7月13日~8月25日の30営業日。決済の開始日は9月1日。公開買付代理人は前回と同様、みずほ証券(復代理人は楽天証券)を起用する。

アールビバンはTOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。TOBが成立すれば、同社の東証スタンダード市場への上場が廃止となる。

アールビバンは1984年に現代版画の販売を目的として設立。1996年に株式店頭登録、2004年にジャスダック市場に上場(2022年4月に東証スタンダード市場に移行)。

関連のM&Aデータベース

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5

ストライクのM&Aプラットフォーム 「SMART」
ストライクのM&Aプラットフォーム 「SMART」