シー・シックス・エイト、テクノスジャパン＜3666＞をTOBで完全子会社化

国内投資ファンドのアント・キャピタル・パートナーズ（東京都千代田区）傘下の投資会社が2024年12月に設立したシー・シックス・エイト（同）は、ITコンサルティングやシステム開発を手がけるテクノスジャパンを完全子会社化する。同社の経営を支援するのが狙い。アント・キャピタル・パートナーズは製造業や小売業、サービス業などさまざまな業種・業態へのバイアウト投資と投資後の経営支援をしている。買付代金は約223億円。

買付価格は1株あたり1155円で、公表前営業日の終値に対して38.99％のプレミアムを加えた。テクノスジャパンはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。TOBが成立すれば、テクノスジャパンの東証スタンダード市場への上場は廃止となる見通し。

買付予定数は1933万8865株で、下限は所有割合66.67％にあたる1289万2500株。買付期間は2025年2月5日から3月21日までの30営業日。決済の開始日は3月28日。公開買付代理人は大和証券。