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M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2025-02-17 00:00:00 +0900〜2025-02-21 00:00:00 +0900)

2025-02-22

2025年2月17日

CaSy<9215>、ハウスクリーニングのすっきりマイスターを子会社化

CaSyは掃除や料理などの家事代行サービスのオンラインマッチング・プラットフォームを展開する。今回、子会社化する、すっきりマイスター(埼玉県志木市)が手がけるハウスクリーニングはCaSyがこれまで提供してきたサービスと比べ、より専門的な器具を利用した清掃のノウハウを持ち、既存顧客への提供価値の向上が見込めると判断した。すっきりマイスターの業績は売上高4200万円、営業利益700万円、純資産△400万円(2024年9月期)。

Recovery International<9214>、民事再生手続き開始決定のclutch communicationから有料職業紹介事業を取得

Recovery Internationalは中長期的な成長戦略の一環として、有料職業紹介事業に新たに参入する。同社の既存事業である訪問看護サービス事業をめぐっては看護師などの確保が重要な経営課題となっており、人材獲得力の強化や採用活動の効率化に寄与すると判断した。clutch communication(東京都港区)は2021年設立で、看護・介護分野を主体に有料職業紹介事業を手がけてきたが、2024年12月に東京地裁から民事再生手続きの開始決定を受けた。

北浜キャピタルパートナーズ<2134>、レンタル倉庫「収まるくん」展開のNo.1都市開発を子会社化

投資会社の北浜キャピタルパートナーズが傘下に収めるNo.1都市開発(広島市)はレンタル倉庫や不動産売買を手がけ、なかでも「収まるくん」ブランドで運営するレンタル倉庫は室数で業界20位、広島県内トップ。今後、全国展開を図ることで一層の業容拡大が見込めると判断した。No.1都市開発の業績は売上高5億5400万円、営業利益1億1900万円、純資産9億9400万円(2024年5月期)。

成友興業<9170>、舗装工事業の武蔵野トランスポートを子会社化

成友興業は廃棄物処理・再生などの環境事業と、舗装工事を中心とする建設事業を主力とする。舗装工事を主力とする武蔵野トランスポート(東京都武蔵野市)を傘下に収め、東京・多摩地区における建設事業の業容拡大につなげる狙い。武蔵野トランスポートは1975年設立で、売上高7億9100万円、営業利益4170万円、純資産3億1900万円(2024年7月期)。

天満屋ストア<9846>、スーパーマーケット事業のヒナセショッピングセンターを子会社化

天満屋ストアは岡山県を地盤に広島県・鳥取県の一部を含めて約50店舗を展開するが、これまで出店空白エリアだった備前市など県南東部への進出を果たす。ヒナセショッピングセンター(岡山県備前市)は1976年設立で、「旬鮮食彩館PAONE(パオーネ)」を店名とするスーパーを備前市内と近隣の兵庫県赤穂市に各1店舗運営する。

ベースフード<2936>、メルコHD社長の牧氏が設立したMBFアクセラレーションによるTOBを受け入れ

ベースフードは完全栄養食のパンやパスタなどを提供し、2022年11月に東証グロース市場に上場した。

力の源ホールディングス<3561>、味噌ラーメン店経営のライズを子会社化

博多ラーメン「一風堂」を展開する力の源ホールディングスは、2028年3月期までの中期計画で売上高500億円(2024年3月期317億円)、営業利益50億円以上(同33億円)を掲げており、その実現に向けた事業拡大の一環。ライズ(東京都大田区)は2002年設立で、味噌ラーメンを主力商品とし、「楓」、「奏」の2ブランドで東京都と神奈川県に合計8店舗を展開する。

2025年2月18日

GLOE<9565>、デザイン・Web 広告制作の28を子会社化

ゲーム・eスポーツに関する企画・制作を手がけるGLOEは、マーケティング領域への事業拡大やサービス強化を進めており、その一環。子会社化する28(東京都渋谷区)は、グラフィックやWeb・映像制作、コピーライティングなどのデザイン事業に加え、ブランディング企画やアプリ開発、システム構築なども手がける。GLOEはデザイン関連の体制を強化し、提供するサービスのスピードや量、品質などの向上を見込む。28は売上高2億4600万円、営業利益1400万円、純資産4600万円(2024年10月期)。

日本エコシステム<9249>、東海通建から電気通信工事業を取得

環境事業・公共サービス事業・交通インフラ事業を展開する日本エコシステムは、東海通建(愛知県豊橋市)の電気通信工事業を取り込み、交通インフラ事業のエンジニアリングサービス拡大につなげる。既存顧客の相互活用や、業務が拡大している浜松事業所で資格を持つ技術者の増員を見込む。日本エコシステムと東海通建は以前から請負契約や業務委託契約を締結しており、協業関係にあった。取得価額は非公表。取得予定日は2025年4月1日。

2025年2月19日

ウェルディッシュ<2901>、カラダノート<4014>から宅配水事業を取得

ウェルディッシュ(旧石垣食品)は水出し麦茶やビーフジャーキーで知られるが、業績立て直しに向けて現在、食品・飲料分野を中心に新規事業の育成に注力しており、その一環。当該事業の直近売上高は6億2600万円(2024年7月期)。事業取得に合わせ、カラダノートとの間で、ウェルネス食品の共同開発や医療福祉領域での新サービスの検討などを柱とする戦略的パートナーシップ契約を結んだ。

平和<6412>、傘下のPGMが滋賀県「竜王ゴルフコース」の運営会社を子会社化

平和は傘下のパシフィックゴルフマネージメント(PGM、東京都台東区)は積極的な買収によってゴルフ場事業の拡大を進めており、その一環。竜王ゴルフコース(滋賀県竜王町。18ホール)は1982年にオープンし、運営会社はザ・ホテリエ・グループ竜王(東京都千代田区)。

2025年2月20日

フューチャーリンクネットワーク<9241>、カヤック<3904>から地方移住・関係人口創出メディア「Nativ.media」事業を取得

フューチャーリンクネットワークは地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を全国918市区町村で運営している。カヤックから地方移住・関係人口創出メディア「Nativ.media」 事業を取得し、「まいぷれ」とのコンテンツ連携を進めることで、自治体向け情報発信の強化につなげる。

キムラタン<8107>、不動産特定共同事業のSwanStyleを子会社化

キムラタンはアパレル事業の大幅なスリム化と不動産事業の拡大を通じた構造転換を進めており、その一環。SwanStyle(横浜市)は2017年設立で、2022年に不動産特定共同事業の許可を取得し、「TSUMUGU FUND」としてファンドを組成・運用している。

JMDC<4483>、薬局向け業務システム開発子会社のノアメディカルシステムを医療関連サービスのカケハシに譲渡

JDMCは医療データサービスの提供を主力とする。2021年4月、薬局向け業務システム開発を手がけるノアメディカルシステム(福岡市)を子会社化したが、グループにおける事業ポートフォリオの最適化を検討した結果、譲渡することにした。ノアメディカルシステムは1997年設立で、九州を中心に1500軒を超える調剤薬局にレセプト(診療報酬明細書)システムを提供している。譲渡先のカケハシ(東京都港区)は医療関連サービスの開発・販売会社。

2025年2月21日

テノ.ホールディングス<7037>、チャイルドハート柴田から放課後等デイサービス事業を取得

テノ.ホールディングス育児・家事・介護を軸とするグループの事業領域に沿った展開として昨年、障害者福祉分野に新規参入しており、その一環。チャイルドハート柴田(愛知県岡崎市)から取得する放課後等デイサービス事業は障害を持つ就学児(7歳以上~18歳以下)のための通所支援の一つで、4施設を運営している。

オンワードホールディングス<8016>、グアム島のゴルフ場子会社オンワードゴルフリゾートグアムを米国社に譲渡

オンワードホールディングスは2019年10月に発表した「グローバル事業構造改革」に基づく事業の選択と集中を進めており、その一環。譲渡するのはグアム島で2つのゴルフ場「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」「オンワードマンギラオゴルフクラブ」を運営する子会社のオンワードゴルフリゾートグアムINC.(売上高2億2500万円、営業利益△1億600万円)。譲渡先はホテル・リゾート施設運営の米国Sono Hospitality LLC(ニュージャージー州)。

東テク<9960>、計装工事の三王機工を子会社化

東テクは冷熱機器など設備関連機器の専門商社で、販売から計装工事の設計・施工、保守サービスまでをトータルに手がける。計装工事をめぐっては慢性的な技術要員不足が続いており、三王機工(神戸市)をグループに加えることで、業容拡大につなげる。三王機工は1971年設立で、自動制御設備工事、中央監視システム工事などに強みを持つ。

KYCOMホールディングス<9685>、ソフト開発のナレッジファクトリーを子会社化

KYCOMホールディングスはソフトウエア開発やコンピューター関連サービスを主力とする。ナレッジファクトリー(大阪市)が培ってきた大阪での事業実績に加え、需給逼迫が続くIT人材の確保などで相乗効果が期待できると判断した。

三菱HCキャピタル<8593>、物流施設賃貸のインドネシア子会社HCD Properti Indonesiaを大和ハウス工業<1925>の現地子会社に譲渡

三菱HCキャピタルは現行の中期経営計画で経営資源の戦略的再配分やグループ内事業運営の最適化を打ち出しており、その一環。同社は2019年、傘下の三菱HCキャピタルエステートプラス(東京都千代田区)を通じて、インドネシアで物流施設の賃貸事業を手がけるPT HCD Properti Indonesia(ジャカルタ)を子会社化したが、今回、共同株主である大和ハウス工業の現地子会社2社に保有する全株式63.45%を譲渡する。

ユアサ商事<8074>、イベント設営・ファニシング事業のラインナップを子会社化

ユアサ商事は建設マーケット事業本部の主要子会社であるユアサマクロス(埼玉県鴻巣市)でイベント設営事業などを手がけており、同様の事業を展開するラインナップ(名古屋市)を傘下に取り込み、業容拡大につなげる。

ワキタ<8125>、仮設機器や簡易ハウスのレンタルを手がける子会社のクリーン長野をカンエツに譲渡

ワキタは建機事業を中核事業として位置づけ、国内レンタルネットワークの拡充や建設ICT(情報通信技術)の強化に取り組む中で、経営資源の再配分やグループ内事業の効率化を進めており、その一環。子会社のクリーン長野(長野県上田市)は1989年設立で、仮設機器や簡易ハウス・仮設トイレのレンタル事業を手がける。譲渡先のカンエツは作業現場の安全保安用品のレンタルや土木建築資材の販売を行っている。

SWCC<5805>、電線・電子部品メーカーのTOTOKUを政投銀と共同で買収

電線・ケーブルメーカーのSWCCは成長戦略として半導体・モビリティー分野への展開と海外事業の拡大を打ち出しており、TOTOKU(旧東京特殊電線、東京都港区)を傘下に取り込み、その加速につなげる。

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