M&Aを学ぶことができる一般向け講座をまとめてみました

※この記事は公開から1年以上経っています。
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3ステップでプロを目指す「事業承継・M&Aエキスパート協会(JME)」

今年4月に設立された事業承継・M&Aエキスパート協会は、株式会社日本M&Aセンターと一般社団法人金融財政事情研究会が立ち上げた団体です。同協会が認定する資格を軸とした各種サービスを提供しており、レベルに応じた「M&Aシニアエキスパート」などの資格を取得することができます。

事業承継・M&Aエキスパート協会

M&Aエキスパート認定制度は資格保持者1万人以上、M&Aに精通した人材の育成を目的とし、2012年から資格試験を実施しています。特徴的なのは「スタンダード」「アドバンス」「プロフェッショナル」の3ステップの段階を踏みながら、最難関資格である「M&Aシニアエキスパート」の資格取得を目指せる点。  

「M&Aシニアエキスパート」の資格取得にかかる費用は、3日間の養成スクールが129,600円(税込)、試験が10,800円(税込)。東京・大阪の2会場で定期的に行われているほか、養成スクールはWEBでの受講も可能。現役M&Aコンサルタントの講義を受けながら、実践的なノウハウを身に付けていくことが可能となっています。

遠隔地からでもWEBで繰り返し受講可能な「PROnet」

通学だとなかなか難しいという方におすすめなのが、税理士や企業の経理担当者向けにセミナーを開いているPROnetです。資格の学校 TACとM&A仲介会社のストライクが提携してサービスを提供しています。TAC八重洲校にて開催された「M&Aスペシャリスト実務講座」をWEB用にリメイクしたものが視聴可能となっています。

PROnet

M&Aの基礎的な内容を体系的に学びたい方などを対象としたこの講座は、教材到着から3か月間繰り返し視聴できるのが大きなポイント。地方在住の方や、スケジュールが不規則な方などにおすすめです。費用は62,000 円 (税込)。PROnetの会員であれば、よりリーズナブルな価格で受講することができます。

まとめ

今後ますます企業の課題解決に対応できるM&A実務者が求められています。本稿で紹介した講座・セミナー以外にも、M&Aについて学べる機会は多く用意されています。ご自身の目指すレベルやライフスタイルに合わせて、各講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

文:M&A Online編集部

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