日本M&Aセンターホールディングス、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク、M&A総研ホールディングスのM&A仲介大手4社の決算(3月期1社、9月期3社)が2025年10月30日に出そろった。
9月を決算期とするM&A仲介上場3社の2025年9月期第2四半期決算が2025年4月30日に出そろった。2社が減収営業減益となっており、うち1社は通期の業績予想を大幅に下方修正するなど、厳しい内容となった。
M&A仲介上場4社の2023年度の決算が2024年10月31日に出そろった。1社が前年度の大型案件の反動減で売り上げ、利益ともに減少したが、3社はいずれも増収営業増益を達成した。
スポーツクラブ大手の2022年4~9月期(中間)決算はコロナ禍による行動制限の緩和などを背景に2ケタの増収を確保したものの、エネルギー価格の高騰が採算改善に立ちはだかった。水道光熱費の上昇が想定以上の水準で推移したことで、本業のもうけを示す営業利益はさえず、業界トップのコナミスポーツは60%を超える減益となった。
スポーツクラブ大手の2022年4~6月期(第1四半期)決算は通常営業の下で2ケタの増収が相次いだ。コナミスポーツ、セントラルスポーツの売上高は第1四半期として3年ぶりに100億円台に戻した。低水準ながら、本業のもうけを示す営業損益も総じて改善が進んだ。
スポーツクラブ大手の2022年3月期業績は2ケタの増収が相次いだ。本業のもうけを示す営業損益はコナミスポーツが3年ぶり、ルネサンスが2年ぶりに黒字復帰。ただ、足元ではエネルギー価格の高騰で運営コストが上昇しており、手放しで喜べる状況ではない。
幸楽苑ホールディングス、力の源ホールディングスなど上場ラーメンチェーン5社の2021年4~6月期(第1四半期)決算が出そろった。コロナ禍が長期化する中、営業時間短縮や酒類提供の停止などの限定営業を余儀なくされ、業績回復のテンポが鈍い。
あみやき亭が2021年7月2日に発表した2022年3月期第1四半期決算では、12億円を超える営業赤字を余儀なくされた。通期では1億円強の営業利益を予想するが、第1四半期の落ち込みをどのように挽回するのか。
「孝行息子が親を救った」と言えそうだ。トヨタ自動車の2021年3月期連結決算は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに見舞われながらも、当期利益は前期比10.3%増の2兆2452億円と2ケタ増になった。その原動力になったのは持ち株会社だった。
今回はM&Aそのものを主題にしていないものの、読むと結果的にM&Aやその周辺知識が深まるベストセラー本を紹介します。