安倍首相の電撃辞任発表を受けて、菅義偉官房長官が自民党総裁候補として立候補した。菅長官は中小企業や地方銀行などでのM&Aを積極的に推進する方針を明らかにしている。「菅政権」が発足すれば国内企業は「再編ラッシュ」を迎える。その第一弾が日産だ。
地方銀行、信用金庫、信用組合は中小企業を支援する、いわば応援団。事業承継問題についても最初に相談を受けるのはこれらの金融機関。M&Aのことを頭に入れながら営業活動をしていればお客様に喜ばれ、行内での表彰も夢ではないかもしれませんよ⁉
主人公の「高杉課長」はある地方銀行の中堅行員で、現在、子会社のコンサルティング会社に出向中。銀行の取引先が抱える様々な経営の課題解決のために日々奔走している。「高杉課長」が実際に経験した出来事の中から4話を厳選し、ドラマ風につづる。
2019年4月2日、岩手県を地盤とする岩手銀行が2022年度末までの4年間で2400社のM&Aや事業承継支援に乗り出す中期経営計画を発表した。年間600社、月間50社という超ハイペースなM&Aプランを打ち出した岩手銀行とはどんな銀行なのか?