回転ずし「すし銚子丸」を運営する銚子丸、2021年5月期の業績予想を大幅に上方修正した。コスト削減の取り組みに加えテイクアウトやデリバリーサービス拡充などの効果が現れた。前年度(2020年5月期)実績と比較すると、営業利益は9倍強に、経常利益は5倍ほどに増え、当期損益は黒字転換する見込みだ。
傘下の元気寿司と回転寿司チェーン大手のスシローグローバルホールディングスとの経営統合を断念した米卸大手の神明ホールディングス(神戸市)が、農産物のネット販売サイト「食べチョク」を運営するビビットガーデン(東京都渋谷区)と資本業務提携した。
明治35年創業のコメ卸大手、神明が寿司業界第1位のあきんどスシローの株式33%を、英投資ファンド・ペルミラから取得します。出資額は379億円。神明はすでに元気寿司を傘下に収めており、スシロー・元気の経営統合を目論んでいる様子。神明が描く未来予想図とは?
M&A Online編集部です。今回から隔週でビールを飲む理由@麦とホップさんによる「フードビジネスとM&A」の連載が始まります。今回はスシローを中心に回転寿司ビジネスをテーマにお届けします。