ベトナムで事業者向けに食材Eコマースを展開するKAMEREO INTERNATIONAL PTE. LTD.がプレシリーズBラウンドにて、レアゾン・ホールディングス、Quest Ventures、山本徹氏(フーディソン 代表取締役CEO)から約3億円の資金調達を実施したことを明らかにした。
新型コロナの水際対策緩和が急ピッチで進んでいる。外国人を待ち望んでいるのは観光業界だけではない。人手不足で外国人労働者を必要とする事業者だ。が、コロナ禍の2年半の間に外国人労働者の状況は変わっている。再び日本に外国人労働者はやって来るのか?
ストライプインターナショナルは衣料品の製造・販売を手がける国内3位のアパレルSPA企業だ。だが、成長余地が少ない国内アパレル市場は厳しい。2018年11月に予定していた株式上場を延期している。同社が成長を続けるにはM&Aを活用するしかない。
ベトナムのアパレル市場でトップシェアは日本企業の子会社が運営するブランドだった。ストライプインターナショナル(岡山市)が2017年に買収したNEMブランドがそれ(同社調べ)だ。
H&Cブランディングマネジメント代表の吉澤由美子さんは海外進出に意欲的だ。最近ベトナムに事務所を開設、専門的なスキルを持った外国人を日本の中小企業に紹介する事業をスタートさせた。
ソフトウェア開発などを行うIT系企業では、採用難・人材不足が大きな課題。その解決策として「オフショア開発」が注目を集めている。オフショア先として注目を集めているのがベトナム。研究開発型の企業が海外企業をM&Aする動きも活発化している。