オーナー企業では、トップが倫理的に正しくない行動や判断を行ったとしても、それを正すことは大変困難ですが、組織がサステナブルであるためには、やはり「トップが倫理的に正しくあること」は必要です。
「不正」と聞いて皆様どういったイメージを持つだろうか。「よく新聞とかにでるけど、うちの会社は関係ないかな」という方が以外と多いのではないだろか。現実としては、不正事例は後を絶たない。こうした状況の中、不正の発生はレアなケースではなく、むしろ発生して当たり前なんだという意識が必要な時代になってきたのではないだろうか。今回は「不正」の基本的な考え方をご紹介する。
日本の世界的な競争力が衰えている一因としてやり玉に挙がるのが、日本の法人税率は高い、という主張だ。国際化している企業においては、税金も数あるコストのうちの1つであり、戦略的に低税率国で利益を多く出す仕組みとするグローバルタックスプランニング、という考え方等も含め、税効果を適用した上での企業の税金負担率について考えてみたい。
日本は親子上場している会社が多い。ソフトバンクとヤフー、日立グループ、NTTとNTTドコモ、キヤノンとキヤノンマーケティングなど有名企業が多く親子上場している。海外では、ロシアのガスプロムのように親子上場しているケースはあるが、少数派だ。今回は、親子上場のメリットとデメリットについて紹介する。
最近は日本企業も盛んにM&Aを行っている。そのためか、「のれん」という言葉を新聞などでもよく目にすることになった。今日はこの「のれん」について考えてみる。「のれん」とは何か?財務諸表には計上できない、けれども重要な自己創設のれんとはどのようなものだろうか。