2019年2月12日〜2019年2月15日にM&A newsで取り上げた注目のニュースを厳選してお届けします。
EMシステムズは、介護支援システム開発のエムウィンソフト(さいたま市。売上高8億9000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。
ヤマハ発動機、新川、アピックヤマダの3社は12日、7月1日に事業統合すると発表した。新川がアピックヤマダをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると同時に、ヤマハ発動機を割当先とする第三者割当を行い、ヤマハ発動機の子会社化となる。そのうえで、ヤマハ発動機は子会社化した新川を共同持ち株会社に移行させ、新川の事業を会社分割により引き継ぐ新会社とアピックヤマダを傘下に置く形とする。
セグエグループは、コンピューターネットワーク機器販売のアステム(福岡市)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
大日光・エンジニアリングは、東京地裁に民事再生法適用を申請(1月9日)したプリント配線基板メーカー、栃木電子工業(栃木県栃木市)の事業を譲り受けることを決めた。同社は栃木電子工業のスポンサー企業として支援の意向を表明していた。
日阪製作所は食品・化学機械やバイオ・医薬機器などを製造販売する小松川化工機(東京都千代田区。売上高13億5000万円、営業利益△2600万円、純資産15億1000万円)の株式87.50%を取得し子会社化することを決議した。
東証ジャスダック上場で韓国LG向け電子部品販売を主力とするフーマイスターエレクトロニクスは13日、MBO(経営陣による買収)によって株式の非公開化を行う、と発表した。投資会社のTMK(東京都杉並区)がフーマイスターの完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施する。TMKはフーマイスター社長の武石健次氏の親族企業が出資する。フーマイスターはTOBへの賛同を表明している。
KeyHolderは、テレビ番組制作のフ-リンラージ(東京都渋谷区。売上高9億3100万円、営業利益550万円、純資産6760万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
岡藤ホールディングス(HD)と日産証券(東京都中央区)は13日、経営統合することで基本合意したと発表した。商品先物取引と金融商品取引をトータルに提供する総合金融グループを形成し、競争力を高めて生き残りを目指す。経営統合の具体的な方法、統合後の体制などは今後両社で協議する。
KeyHolderは、広告企画やタレント・キャスティング事業のAllfuz(東京都渋谷区。売上高110億円、営業利益1億3900万円、純資産4億6100万円)を株式交換により子会社化することを決議した。
CDGは販路開拓・営業支援サービスを手がける100%子会社のゴールドボンド(大阪市。売上高9230万円、営業利益△2450万円、純資産9700万円)の全株式を、GIH(大阪市)に譲渡することを決議した。GIHはCDG取締役でゴールドボンド社長を務める寺澤正文氏が全額出資で2月15日に設立する会社で、寺澤氏によるMBO(経営陣による買収)の一環として行われる。
ヒューマンホールディングス(HD)は子会社を通じて、多言語翻訳を手がけるアラシアス(京都市)の全事業を取得することを決議した。
マイネットは子会社のマイネットゲームズ(東京都港区)を通じて、INDETAIL(札幌市)のゲームサービス事業を会社分割により取得することを決議した。
永大化工は合成木材メーカーのK&M(滋賀県甲賀市。売上高11億5500万円、営業利益5600万円、純資産2億2200万円)を株式交換により子会社化することを決めた。
ジーエフシーは、食料品輸入販売のインタークレスト(東京都港区。売上高32億9000万円、営業利益2940万円、純資産4億1700万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
日本創発グループは、内装工事の設計・施工を手がけるササオジーエス(東京都港区。売上高4億1600万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
オプティマスグループは現地子会社を通じて、ニュージーランドでレンタカー事業を行うUSAVE Car&Truck Rentals Limitedの関連事業と資産を買収することを決めた。
宝印刷は国内外で翻訳サービスを手がける十印(東京都港区)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
内外トランスラインは韓国昌原市釜山新港で物流倉庫を運営する韓進海運新港物流センター(昌原市。売上高7億3800万円、営業利益1200万円、純資産4億7700万円)の株式60%を取得し子会社化することを決議した。