2018年7月9日〜2018年7月12日にM&A newsで取り上げた注目のニュースを厳選してお届けします。
トーカンは、酒類・食品卸の国分グループ本社(東京都中央区)の子会社である国分中部(名古屋市)と経営統合に向けて協議を開始することで合意した。トーカンと国分中部は株式移転により2019年4月1日付で共同持ち株会社を設立したうえで、その傘下に入る。トーカンは名古屋証券取引所2部上場廃止となり、代わって共同持ち株会社が名証2部に上場する。
出光興産と昭和シェル石油は2019年4月1日に経営統合することを決定したと発表した。出光が昭和シェルの発行済み株式のすべてを株式交換によって取得し完全子会社化する。株式交換比率は10月に決める予定。その後、12月に両社が統合承認のための臨時株主総会を開く。昭和シェルは2019年3月29日に上場廃止の予定。
データセクションは、ソフト開発のアルム(東京都渋谷区)の小売り店向けビジネスインテリジェンスツール開発・販売事業「FollowUP」を取得することを決議した。
あいホールディングスは連結子会社のアレスシステム(東京都千代田区)を通じて、光学・電子機器メーカーのスカラ(東京都新宿区)から電子瞳孔計(メンタルスコープ)など一部事業を取得した。
ビジョナリーホールディングスは眼鏡・サングラスの輸入卸販売のVISIONIZE(東京都世田谷区。売上高12億1000万円、営業利益2億8700万円、純資産5億1500万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
トーホーは業務用食品卸の昭和物産(東京都荒川区。売上高60億円、営業利益200万円、純資産△1000万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
シーズメンは、衣料品や服飾雑貨の製造・販売を手がけるピート(東京都墨田区、売上高41億8000万円、営業利益6600万円、純資産5億6100万円)と資本業務提携し、同社を子会社化することを決議した。
ACCESSは米国子会社のIP Infusion(IPI。カリフォルニア州)を通じて、カナダのソフト開発会社Northforge Innovations(ケベック州。売上高9億円、純資産2億6100万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
朝日インテックは、障がい福祉サービス事業を手がけるフィカス(名古屋市。売上高1240万円、営業利益△798万円、純資産△634万円)の全株式を取得し子会社することを決議した。
ティーライフは、通信販売事業のLifeit(東京都目黒区。売上高12億8000万円、営業利益2700万円、純資産1億2800万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。