2018年7月2日〜2018年7月6日にM&A newsで取り上げた注目のニュースを厳選してお届けします。
日成ビルド工業は、建設業のアーバン・スタッフ(宇都宮市。売上高16億9500万円、営業利益1億4300万円、純資産10億300万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
エヌジェイホールディングスはエンジニアの人材派遣・紹介を手がける子会社のトーテック(東京都千代田区。売上高11億6700万円、営業利益2000万円、純資産3億4000万円)の株式70%をDELTA Holdings(東京都港区)に譲渡することを決議した。これに伴い、トーテックは連結子会社化から持分法適用会社となる。
トライアンフコーポレーションは、宿泊施設運営のNHホテルマネジメント(東京都中央区。売上高1億9300万円、営業利益△98万円、純資産900万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
ユーザベースは米国のオンライン経済情報メディア企業Quartz Media LLC(ニューヨーク市。売上高30億円、営業利益△8億9000万円、純資産14億9000万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。Quartzは2012年に設立された新しい経済メディアで、北米・世界市場で約2000万人の優良読者を持つ。
西尾レントオールは豪州子会社を通じて、フォークリフトの販売・レンタル事業を手がける豪RATHORN(ニューサウスウェールズ州。売上高16億7600万円、営業利益1億1500万円、純資産2億2700万円)の株式90%を取得し子会社化することを決議した。
オリックスは米子会社を通じて、米国でローン組成や資産運用を手がけるNXTキャピタル(イリノイ州シカゴ)の全株式を取得し子会社化することを決議した。買収金額は非公表だが、1000億円にのぼるとみられる。
CYBERDYNEは、歯科用医療診断装置の開発を手がけるプレキシオン(東京都千代田区)からPAI(光音響イメージング)事業を取得することを決議した。医療分野の新しい画像診断デバイスの開発に向けた技術の強化につなげる狙いとしている。当該事業の売上高など業績は明らかにしていない。
システムズ・デザインはIDカード関連のフォー(東京都調布市。売上高1億8000万円、営業利益△29万円、純資産1億3100万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
global bridge HOLDINGSは認可保育園や介護施設を運営する東京ライフケア(東京都台東区。売上高3億3900万円、営業利益330万円、純資産7700万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
バリューデザインはインドのプリペイドカード事業を手がけるValuAccess Service(バンガロール。売上高2600万円、営業利益△4300万円、純資産8400万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。
コシダカホールディングスはマレーシア子会社を通じて現地事業者が王国で運営するカラオケ店1店舗「KMAX KARAOKE」(32ルーム)を取得した。すでに営業を始めた。取得先の事業者については明らかにしていない。
大陽日酸は同業の米プラクスエアが欧州で展開する産業ガスと炭酸ガス、ヘリウム事業の一部を買収すると発表した。取得金額は5000万ユーロ(約6438億円)で、同社として過去最大の買収。同社は2016年、仏エア・リキードから米国事業の一部を買収して北米市場に参入しており、今回、欧米市場にも強固な足場を築くことになる。
TOWAはオムロン傘下のオムロンレーザーフロント(相模原市)の株式95.01%を取得し子会社化することを決議した。
太陽ホールディングスは、システム開発のサウマネジメント(東京都新宿区。売上高2億3400万円、純資産1000万円)の全株式を取得し子会社化した。
マネーフォワードは、WEBサービス開発のナレッジラボ(大阪市。売上高7200万円、営業利益△400万円、純資産1300万円)が実施する第三者割当増資を引き受け、子会社化(所有割合51.4%)することを決めた。これに併せて両社は資本業務提携した。
ジャパンインベストメントアドバイザー傘下の日本証券新聞社(東京都中央区)は、投資教育事業を手がけるトレーデクス(東京都中央区。売上高200万円、営業利益△4100万円、純資産△600万円)の全株式を取得し子会社化することで合意した。トレーデクスは金融関連システム開発のインタートレード(東証2部上場)の100%子会社。
朝日インテックは子会社を通じて、医療関連のベンチャー企業RetroVascular,Inc.(カリフォルニア州。売上高2億円、営業利益△6100万円、純資産2億円)の株式を追加取得し子会社化することを決議した。現在17.87%の出資比率を99.4%に引き上げる。