三井造船(株)(以下「三井造船」)は、航空機製造ならびに不動産賃貸事業等を行う昭和飛行機工業(株)(以下「対象者」)を連結子会社化するため、対象者の普通株式を公開買付けにより取得することを決議した。

三井造船は、対象者株式10,262,793株(株式所有割合30.54%)を実質的に所有し、対象者を持分法適用関連会社としており、対象者の企業価値向上について協議を継続してきた。対象者は、主軸とする不動産賃貸事業では安定的な収益を上げているが、製造部門に当たる輸送機器関連事業セグメントは損失が続いている。三井造船は本公開買付けを通じて両社の資本強化を図り、両社の経営資源を有効的に活用することで、対象者の製造部門の再建が加速し、自社にも安定した収益が還元されることが期待できるとしている。また、三井造船においても、自社の既存事業にない製造部門である航空機事業やハニカム材料の技術が加わることで、事業領域の変革への足がかりとなり、グループ全体における更なる競争力の向上を見込んでいる。

公開買付け価格は1株当たり1,650円(公表日の前営業日の終値1,136円に対し、45.25%のプレミアム)。

買付予定数の下限は8,311,207株(所有割合24.73%)、上限は10,000,000株(所有割合29.76%)と設定している。

公開買付期間は2014年1月31日から3月17日。

買付予定総額は165億円。

対象者は本公開買い付け後も上場を維持する方針。