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日本のM&A。その潮流を問う-早稲田大学・宮島英昭教授インタビュー(前編)

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早稲田大学商学学術院教授 早稲田大学高等研究所 所長 宮島英昭氏

資源配分効率と組織効率の向上。「時間を買うM&A」

―― 一連のM&Aは、どのような効果を企業にもたらしましたか。

 統合型のM&Aにおいては、重複事業の回避や間接費用の削減、研究開発部門の共通化を図ることができます。設備の適切な稼働配分や人員の再配置など、資源配分効率の向上も見込めます。99年から、2~3年はこの効果を狙ったM&Aが多く、期待された統合効果をもたらしたと言えます。

 成長ドライバーとしてのM&Aがもたらす効果に「時間を買う」というものがあります。特に海外展開ではゼロから立ち上げるよりも、現地基盤を築いている既存の企業を買収した方がスピ-ディーです...

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