帝国データバンクの「首都圏・本社移転動向調査」によると、2021年1−6月に首都圏から地方へ本社を移転したのは過去10年間で最高となる186社だった。一方で地方から首都圏へ本社を移転した企業も通年で転入社数も過去最多だった 2015年に並ぶ172社と転出社数に迫る勢いだ。
テレワークの普及で注目された企業の「首都圏脱出」も、地方企業の「首都圏進出」で帳消しになりそう。コロナ禍が落ち着いて出社勤務が当たり前となると、企業の「首都圏再集中」も始まるかもしれない...