小林製薬が紅麹問題で揺れている。因果関係は明らかではないが、同社が製造した紅麹原料を含む機能性表示食品を常用していた5人が亡くなった。渦中の紅麹だが、小林製薬オリジナルの事業ではない。大手衣料品メーカーのグンゼから事業譲受した。その経緯は?
北朝鮮の弾道ミサイル発射実験が今月で7回を超えた。これを受けて岸信夫防衛相は「敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討している」と危機感を強めている。気になるのは軍の交戦能力に直結する北朝鮮のものづくり力。どれほど高いのだろうか?
「手に入らない銘酒」といわれる吟醸酒「獺祭(だっさい)」を生産する旭酒造(山口県岩国市)が酒米「山田錦」を栽培する農家を支援するため、自社ブランドで食用として売り出している。なぜ酒造メーカーが、わざわざ米を売るのか?「真の狙い」は別にある。
ドイツのアルトマイヤー経済相が「外国企業による一部ドイツ企業の買収阻止に向けた政府の取り組みは適切だ」と明言した。ターゲットは積極的なM&Aを仕掛ける中国企業で、米英仏などの先進国も買収阻止に動いている。しかし、政府による買収阻止は問題だ。
米電気自動車(EV)メーカーのテスラは2017年11月6日、米自動工作機械メーカー・パービクスの買収を発表した。テスラは新型セダンの量産でつまずいており、生産技術を向上するのが狙いのようだ。同社は16年11月にも独機械設備メーカーを買収しており、今後も生産技術関連のM&Aに力を入れることになりそうだ。
特許や職人の技術、古くからの顧客など無形財産は買収価額にどう反映されるのでしょうか。