破産したレナウンの第1回債権者集会が3月8日、都内で開催された。破産管財人は山東如意に対する連帯保証債務履行の請求や売掛金回収に関してレナウン取締役(当時)が善管注意義務を怠った可能性があるとして責任追及を進める。
名門アパレルのレナウンが11月27日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には永沢徹弁護士が選任された。民事再生時点で負債総額は138億7900万円。
民事再生手続き中のレナウンが、ブランドや事業ごとの譲渡を複数のスポンサー候補と協議していることがわかった。関係者によると、8月中旬までの合意を目指しているという。
アパレル大手レナウンが民事再生となった「原因となる事実」は、手形決済資金8700万円の不足だったことが東京商工リサーチの取材でわかった。
国内では古くからあるアパレル企業がそろって苦戦している。老舗のレナウンを買収した中国の山東如意グループはどんな企業なのだろうか。