M&Aを行うと子会社の数が増えていきます。監査法人あるいは公認会計士は監査対象とする連結子会社をどのように選定しているのでしょうか。その判断のプロセスをのぞいてみたいと思います。
不適切会計が発覚した東芝は、2017年3月期の有価証券報告書において、監査法人から有価証券報告書に対して不適正意見または意見不表明の監査報告書が付されなかったことで、東芝は上場廃止を免れました。今回は、監査報告書の意見によって会社にどのような影響をもたらすのか、考察していきたいと思います。