評価額が10億ドルを超える未上場企業は「ユニコーン企業」。評価額が100億ドルを超えると「デカコーン企業」と呼ばれる。世界で最も高く評価されるデカコーン企業が米国の配車サービス大手UBER。設立10年に満たないのに、急成長できた理由は?
トラビス・カラニック氏(1976年ロサンゼルス生まれ)は、配車サービス会社ウーバー・テクノロジーズの共同創業者。2010年からCEOとして辣腕をふるうも、今年6月に辞任。41歳にして、波乱に満ち、「ジェットコースター」になぞらえられる半生とは…。
中国企業による外国企業の買収事例として、今回は滴滴出行(ディディチューシン)を取り上げる。同社は2018年春にも東京都内で配車アプリを使ったサービスを開始する予定となっており、タクシー配車とライドシェア(相乗り)サービスの世界最大手企業だ。
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。