ドラゴンボールやワンピース、デジモンなどの人気アニメを手がける東映アニメーションは、インオーガニック成長に挑戦する。これまでM&Aとは縁遠かったが、方針を転換。有望な投資機会を捉え、非連続な成⾧を目指すことにした。
廃棄物処理大手の大栄環境は、M&Aによる事業エリアの拡大を促進する。これまでもM&Aとオーガニック(内部の経営資源)の両輪で成長してきたが、今後3年間は100億円を投じ、M&Aを一層積極化する。
カジュアル衣料大手のアダストリアは、今後5年間でオーガニック(社内の経営資源を活用した成長)な成長で売上高を1000億円強増やすとともに、M&Aでさらに最大1000億円の売り上げを上積みする。
ソフトウエアテストなどを手がけるSHIFTの2024年8月期の売上高が、初めて1000億円を突破する見通しだ。実現すれば100億円台に乗せた2018年8月期から数えてわずか6年での大台越えとなる。
アパレル最大手のオンワードホールディングスがオーガニックヘアケア製品で人気の「product」を買収した。新たな活路を見出しオーガニックコスメの分野に進出。しかしオーガニックコスメ市場は既に熾烈な競争が予想される。