京浜急行電鉄＜9006＞、長野京急カントリークラブをペイシャンスゴルフクラブに譲渡

京浜急行電鉄は子会社を通じて長野市内で経営するゴルフ場「長野京急カントリークラブ」事業について、シンガポール系企業のペイシャンスゴルフクラブ（長野市）に譲渡することを決めた。コロナ禍の影響による急激な事業環境の変化などへの対応を踏まえ、事業の継続可能性を検討した結果としている。長野京急カントリークラブのオープンは1998年。譲渡事業の直近売上高は5億8300万円。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2024年9月1日。

譲渡先のペイシャンスゴルフクラブはシンガポールの不動産投資運用会社ペイシャンス・キャピタル・グループの傘下。同グループは日本国内で斑尾高原スキー場（長野県飯山市）、斑尾高原ホテル（同）、妙高杉ノ原スキー場（新潟県妙高市）を運営している。