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コニカミノルタ<4902>、医療画像データ分析サービスなど創薬支援の米Invicroを譲渡

2024-03-07

コニカミノルタは7日、米国子会社REALM IDx, Inc.(カリフォルニア州)を通じて所有する医療画像データ分析サービスの現地Invicro, LLC(マサチューセッツ州。売上高155億円、営業利益△181億円、純資産244億円)を譲渡すると発表した。各個人に応じたオーダーメイド治療であるプレシジョンメディシン事業縮小の一環。譲渡価額は約173億円。譲渡予定は2024年4~6月。

コニカミノルタは2017年にプレシジョンメディシン事業へ本格進出しており、2018年にはInvicroを含む事業会社3社を傘下に持つKonica Minolta Precision Medicine, Inc.(現:REALM IDx)を設立し、事業展開を進めてきた。しかし、2023~25年度の中期経営計画では、現在の財務状況を考慮し、プレシジョンメディシン事業を非重点事業と位置付けている。Invicroは数値解析技術とバイオマーカー探索技術に強みを持つ創薬支援会社で、現地投資ファンドCapVest Partners LLPの傘下企業によって設立された製薬サービスプラットフォームCalyx Services Inc.(デラウェア州)に譲渡される。

追記事項

2024/05/01
4月30日付で譲渡が完了したと発表。

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