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テルモ<4543>、米社から止血デバイス事業を約1160億円で取得

2016-10-18

テルモは、米国の医療機器メーカー、St. Jude Medical, Inc.(セント・ジュード・メディカル)とAbbott Laboratories(アボット・ラボラトリーズ)の2社から、血管内カテーテル術関連事業を取得すると発表した。2社は合併を予定しており、今回の買収は合併に伴う事業売却によるもの。取得価額は約1160億円。取得予定日は未定。

対象となるのは、セント・ジュード・メディカルが保有する世界シェアトップの大腿動脈穿刺部止血デバイス「アンジオシール」(Angio-Seal)と、大腿動脈穿刺部止血デバイス「フェモシール」(FemoSeal)。また、アボット・ラボラトリーズからは心臓用カテーテルイントロデューサーキット「ヴァド」(Vado Steerable Sheath)を取得する予定。

追記事項

2016-12-07
テルモは米セント・ジュード・メディカル(イリノイ州)とアボットラボラトリーズ(ミネソタ州)のカテーテル関連事業の一部買収を、12月7日付けで決議した。

対象となるのは、セント・ジュード・メディカルが保有する大腿動脈穿刺部止血デバイス「アンジオシール」「フェモシール」に関する事業資産と、アボットラボラトリーズが保有する心臓用カテーテルイントロデューサキット「ヴァド」の製造子会社のKalila Medical, Inc(カリラ・メディカル、カリフォルニア州)。対象事業の直近売上高の合計は約278億円。

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