産業を細分化した業種別でみると、最多は受託開発ソフトウェア業の91社(構成比6.8%)だった。
駅前という立地から、食堂,レストラン(専門料理店を除く)が58社(同4.3%)で3位にランクインした。飲食業全体では68社(同5.1%)あり、通行止めなどで交通の動線変更が長期化した際の影響が懸念される。
博多駅前企業は1,324社だった。陥没規模が大きく、復旧にはかなりの時間を要するとみられている。陥没区域に近い場所に店舗や営業所を構える企業は一定期間の閉鎖を余儀なくされ、機会損失や一時的な移転費用から業績に影響を与える可能性がある。
また、福岡市営地下鉄七隈線の延伸が予定よりも遅れることは必至で、地元経済の活性化にもマイナスの影響が想定される。
関連リンク
「JR旅客6社の経営動向」調査