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Dropbox 社員が伝授するエクセル活用術(上)事業を分析する

※この記事は公開から1年以上経っています。
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著書を手にする植山氏

CHOOSE関数で、場合分け簡単に

――アサンプションシートで複数の前提を入れたとして、計算結果にどれを採用するのかを決める必要がありますよね。

 はい、そこで重宝するのがCHOOSE関数です。

 CHOOSE関数は指定した因数リストから指定した値を抽出します。例えば、前述のアサンプションシートで好調、ぼちぼち、さっぱりの3パターンで売り上げを計算する際に、インデックスの箇所に数字を入れることによってどのパターンの値を抽出するかを指定できます。

<CHOOSE関数のイメージ>

 インデックスのセルに2を入力すると、適用値に2番目の値を採用する

 CHOOSE関数を使うメリットは「好調」「ぼちぼち」「さっぱり」の3パターンの前提数値を変えた、計算結果のシミュレーションを簡単にできることです。

 もしCHOOSE関数を使わず、アサンプションシートをコピーして3パターンのシートを作成した場合、元の計算式に誤りが見つかった場合はすべてのシートを修正しなければいけなくなり、非常に手間がかかります。

――なるほどそれは便利ですね。次回では、エクセルのミスを減らすコツについて教えてください。(次回に続く

取材・文:M&A Online編集部