ホンダとの経営統合が難しくなったと伝えられている日産自動車。交渉が破談となれば日産は新たなパートナー探しを迫られる。その最有力候補が台湾の鴻海精密工業だ。同社はすでに国産大手家電のシャープを買収している。日産は「第2のシャープ」となるのか?
トランプ大統領が脱炭素化社会を目指す「パリ協定」からの再離脱を決めた。化石燃料の使用増加へ突き進むトランプ政権に、地球温暖化の進行に伴う大規模自然災害の発生が懸念されている。一方で「脱炭素離れ」によりメリットを享受する国もあるのではないか?
政府からも手厚い支援を受けていたEV(電気自動車)充電事業大手のENECHANGE(エネチェンジ)が迷走している。創業者の城口洋平前CEO(最高経営責任者)が会計処理問題で7月30日に辞任した。その原因となったのがEV充電インフラの変化だ。
かつてドル箱だった中国市場で日本車の苦戦が続いている。BYDはじめ現地EVメーカーにシェアを奪われているのが原因。EVと言えば日本の三菱自動車と日産が世界に先駆けて量産化に乗り出したものの成長できなかった。テレビや携帯電話と同じ運命なのか?
日産が「EV全方位」戦略を打ち出した。トヨタの「カーボンニュートラル全方位」に対抗してEVに絞り込み、ホンダとの提携に踏み込んだ。日産はEVで仏ルノーや米スタートアップーへの投資を進めている。日米欧で連合を組み、EVシフトを乗り切る構えだ。
日産自動車が米EVスタートアップのフィスカーに600億円規模の投資をするとの報道が飛び出した。日産は資本関係がある仏ルノーのEV新会社・アンペアに出資する予定で、フィスカーへの出資が日産のEV戦略にどう位置づけられるのか注目されている。
米アップルが10年にわたって取り組んできた電気自動車(EV)開発が中止になったと、米メディアが伝えている。市場が急拡大している人工知能(AI)に注力するための「選択と集中」に伴う措置。だが、これでアップルがEVから撤退すると見るのは早計だ。
パワーウェーブ(愛知県豊橋市)は豊橋技術科学大学発の電動モビリティー充電インフラベンチャー。電界の変化を介して高周波電力を伝送する電力伝送方式を採用し、電動モビリティーの「置くだけ充電」を普及させるため、2021年3月に設立した。
EVは失速するのか?仏ルノーがEV子会社アンペアのIPOを中止すると発表した。独フォルクスワーゲンもバッテリー生産子会社パワーコのIPO計画を棚上げすると報じられた。これらは「飛ぶ鳥を落とす勢い」で成長したEVに対する逆風なのか?それとも。
2023年に中国の自動車輸出台数が初めて日本を追い抜き、世界一が確実に。中国からの自動車輸出台数は約491万台と過去最高を記録した。日本は同年11月までの累積輸出台数が399万台と100万台近い差がついていることから、追いつけない見通しだ。