「名は体を表す」という。社名もまた然り。だが、世の中には「何をやっているのか分からない」珍社名も多い。今回取り上げる上場企業3社はそんな珍社名ぞろいだが、意外にも「名は体を表す」会社ばかりだった。さらには3社ともM&Aで事業を拡大している。
米決済処理サービスのバンティブは、英ワールドペイを買収する。買収額は93億ポンド(約1.37兆円)となる見込み。買収が実現すれば、時価総額200億米ドル(約2.3兆円)を超える決済処理のガリバーが誕生することになる。
世界最大のEC(電子商取引)プラットフォームを提供する中国のアリババ社。年間流通総額は50兆円と楽天の約20倍で、米小売り最大手のウォルマートを上回る。世界一を達成したアリババ創業者で会長のジャックマーは次にどんな世界をめざしているのだろうか。