芝浦電子をめぐる台湾電子部品大手のヤゲオと精密部品大手のミネベアミツミの買収戦が中盤を迎えた。同意なき買収に打って出たヤゲオだが、同社が提示した買付価格はミネベアミツミを800円上回っており、ここまで有利に戦いを進めている。一方、友好的買収者として名乗りを上げたミネベアミツミは劣勢をどう跳ね返すのか。
センサーメーカーの芝浦電子を巡る争奪戦が新たな局面を迎えた。同意なき買収を提案している台湾の電子部品大手ヤゲオがTOB価格を従来の1株4300円から5400円に引き上げた。ホワイトナイトに名乗りを上げたミネベアミツミの出方に注目が集まる。
新たな企業争奪戦が持ち上がった。センサーメーカーの芝浦電子に対して同意なき買収を提案中の台湾電子部品大手のYAGEO(国巨)に対抗する形で、精密部品大手のミネベアミツミがホワイトナイト(白馬の騎士)として名乗りを上げた。