「ポケモンパン」を製造販売するパン業界中堅の第一屋製パンが7期ぶりに営業損益が黒字化した。2023年7月に行った値上げや2022年12月末に横浜工場(横浜市)を閉鎖し生産拠点を集約した効果が現れたことなどが要因だ。
第一製パンが2022年12月期の業績予想の下方修正を発表しました。4億5,000万円としていた純損失額を、8億9,900万円へと大幅に引き下げました。横浜工場の生産を他の工場へと移転し、工場を閉鎖する事業構造改善費用11億4,900万円を特別損失として計上したためです。
黒字転換を目指していた第一屋製パンの2019年12月期の当期損益が2期連続の赤字に陥ることになった。経常損益も黒字予想から2期連続の赤字に転落、営業利益は当初予想通り3期連続の赤字となる。