広島県には2つの国立銀行があった。尾道市に創立した第六十六国立銀行と広島市に創立した第百四十六国立銀行。両行は1920年に統合し、芸備銀行となった。芸備銀行は1945年5月、周辺他行と大合同を果たす。その3か月後、広島に原爆が投下された。