PPAはPurchase Price Allocation(パーチェス プライス アロケーション)の略で、ピーピーエーと読みます。買収対象企業の資産や負債の価格を、買い手企業が確定する会計処理を指します。
今回取り上げる一冊は「改訂版 M&A実務のすべて」(日本実業出版社)。そのタイトルの通り、「M&A実務のすべて」を網羅した一冊。2015年に「入門書の次に読むM&Aの本」として刊行され、今回で改訂5版を数える。改訂は前回版からほぼ3年ぶり。
東芝は、最終赤字が1兆100億円になる見込みであると公表しました。買収した米原発事業の巨額損失を計上するに至った経緯をまとめてみました。
M&Aに必須のPPA(Purchase Price Allocation)について、実務経験が豊富な会計士が留意すべき点について解説します。