破産手続きを進めていた仮想通貨取引所の「Mt.Gox(マウントゴックス)」が破産から一転、民事再生開始を決定した。保管していたビットコインの価格が破産時の約5万円から100万円を超える水準にまで上昇したため。
ビットコインの高騰を受けて、破産手続中のMTGOX(マウントゴックス)に対し、債権者が民事再生法適用を申し立てた。破産手続きでは現金での配当しか認められていないが、民事再生手続きではビットコイン債権者に対してビットコインで配当することを再生計画に定めることも可能とされる。