CVCに関わる動きが目立っている。積水ハウスやANAホールディングスなどの大手企業が新たにCVCファンドを立ち上げたほか、こらからファンドを設立する大正製薬や、既存のファンドに出資する商船三井などの事例もある。
ナノティスは次世代の迅速検査デバイスの研究開発を手がける東京大学発の医療検査スタートアップ。2016年6月に設立、MEMS研究を手がける東大生産技術研究所の藤田博之研究室と共同で「どこでも誰でも迅速健診」できる商品開発に取り組んでいる。
大正製薬ホールディングスは2019年6月下旬までに、米国の大手医薬品メーカーのブリストル・マイヤーズスクイブからフランスの医薬品メーカーUPSAを買収し、欧州に販路を広げる。